『カフェパウゼで法学を』発売記念!「立ち読み」pdfで特徴をご紹介します

ついに発売!たっぷり「立ち読み!」

こちらで連載していた「タイムリープカフェ」と、姉妹ブログである「ぱうぜセンセのコメントボックス」を足し合わせるかたちで
このたび『カフェパウゼで法学を 対話で見つける〈学び方〉』として発売されました。
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すでにweb書店や書店では店頭に並んでおりまして、感想がTwitter経由で届いております。 本書の特徴がわかるように多めの「立ち読み」pdfを作っていただきましたので、以下、ご説明したいと思います。
立ち読みpdfは以下のサイトの「本を立ち読みする」というリンクからダウンロードしてください。
カフェパウゼで法学を | 弘文堂
pdfへの直接リンクはこちらです。
http://www.koubundou.co.jp/files/35733.pdf

「ブログの書籍化」にこだわりました

実際の紙面をみていただくとすぐにわかることですが、
全体的に「文字が可愛い」です。詳細目次なども、とてもミニチュアっぽい感じがします。
これは、徹底的に「ブログの書籍化」にこだわったからです。
本書をブログ発のものと知らずに手に取る方も多いとは思うのですが、あえて「法学入門書」からは一線を画したレイアウトにしてあります。
そうすることで、できるだけ多くの年代・専門の方に手にとって欲しいと思うからです。

本書の特徴

それでは、以下は「立ち読み」pdfに抜粋した箇所を説明しながら、本書の特徴をご紹介しましょう。

「飛ばし読み」大歓迎

まず、冒頭のⅰページからⅷページは、すべて抜粋してあります。 特にご覧いただきたいのは、ⅶ~ⅷページの「本書の構成とおすすめの読み方」です。 ここでは、読み手の立場や状況に応じた4つの読み方をご紹介しています。

  1. はじめて読む人には〈鳥の目〉読み :飛ばし読みで大意をつかむ

  2. 法学以外を専門にしている人には〈置き換え〉読み:他の分野でも使えます

  3. 法学を学ぶ人には〈鳥の目〉と〈虫の目〉の組み合わせ:概要と細部を行き来する

  4. 時間がとれる方には【work】:自分でやってみる実践のススメ

各章の構成

冒頭に「1コママンガ」があります!

各章の大意をつかめるように、22章それぞれに、岡野純さんによる「1コママンガ」があります。 「立ち読み」pdfでは、第Ⅱ部7章の「書くための3つのステップ〈発想・整想・成果物〉」から、 冒頭ページであり「1コママンガ」が含まれている箇所(66~67頁)と、真ん中の「アウトライン」についての説明と、横田ゼミ生作成の実際の例を引用した箇所(71~73頁)を 抜粋してあります。

対話文と本文の組み合わせ

この抜粋箇所にも現れているとおり、全編が対話と本文の組み合わせで構成されています。 対話文だけでも一応意味が通じるように執筆していますので、時間が無かったり、よくわからないときは、対話部分だけを読んで最後まで読んでいただいても大丈夫です。
また、本文中も太字で強調されている箇所だけを追いかける読み方も大丈夫です。

〈鳥の目〉と〈虫の目〉

すでに登場した〈鳥の目〉と〈虫の目〉という考え方については、本文でも説明しています。 それを説明した箇所のうち、法学学習の考え方と共に説明した場所(132~133頁)を抜粋してあります。
この箇所には、章末の「まとめ」もついています。
また、脚注にもあるように、本書では「他の箇所を参照させる」注がたくさんついていますので、一度全体を読み終わったあとに、相互の関連を見つけながら読んでもらう楽しみもありますね。

豊富な【column】と【work】

本書には、10個のcolumnと7個のworkが含まれています。 その例として、「column・・・5 教科書とのつきあい方――体系書・テキストの違い」と、 「work・・・2 ためしに「本を薦める500字の原稿」を書いてみよう」を「立ち読み」pdfでも抜粋してあります。

「work・・・2 ためしに「本を薦める500字の原稿」を書いてみよう」

こちらは、1頁完結のwork(本書81頁)です。本文中に出てくる考え方を実際に体験していただくために、具体的な課題として「書評ブログ」をすすめています。
このように、workでは、本文中にある内容を実践するための仕掛けが用意してあります。

「column・・・5 教科書とのつきあい方――体系書・テキストの違い」

これに対してcolumnでは、教員としての視点から伝えておきたいことが多いです。
column5(本書190-192頁)は、なかなか説明する機会がとれない「教科書」についての考え方を述べています。

ちょっと変わった「参考文献一覧」

「立ち読み」pdf最後は、参考文献一覧(298~299頁)です。各参考文献の登場ページもついています。
この一覧をみていただくとわかるのですが、この本、どう考えても単なる「法学入門」カテゴリーを超えてしまっています。
「こんな本、どんな文脈で出てくるんだろう?」とか、「夏休みに色々本をよんでみようかな」という方へのブックガイドとしての機能も果たしています。

ブログ版とは大きく変わりました

このように、全体にわたって二つのブログの形式(対話文・通常文)を組み合わせただけでなく、 全体の構成も整理されて、とても読みやすいものになっています。
また、「1コママンガ」の多くは書き下ろしで、 既にあったコマについてもリライトをお願いしたのでブログ版をお読みの方にも楽しめるようになっています。 ぜひ実際の頁をみて、その違いを体感してください!

カフェパウゼで法学を | 弘文堂

おしらせ:「読者の集い」を7月15日(日)15時~18時、開催します

こんどの日曜日に、都内で刊行記念イベントを開催します。 kfpausebuch.peatix.com

まだ参加者募集中ですので、出版への裏話が聞きたい方や、
直接著者たち(マンガ担当の岡野純さんも来てくださいます)に質問がある人は
ぜひお越しください。

Twitterでもご感想やご質問お待ちしております

また、Twitterで #カフェパウゼで法学を とつけてツイートしてくだされば
ハッシュタグとしてまとめられたツイートとして皆さんと共有することができます。
すでに色々な方が投稿してくださって、とてもうれしいです。
ぜひ、皆さんもご感想やご質問をお寄せください。

『カフェパウゼで法学を』刊行のお知らせ

弘文堂編集部です。
タイムリープカフェ~法学を学ぶあなたに」につきまして、今もなお、たくさんのご感想・反響をいただいております。いつもありがとうございます。

そして、大変お待たせいたしました。
このたび、本連載をもとにした書籍『カフェパウゼで法学を―対話で見つける〈学び方〉』刊行が決定いたしました!

 


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『カフェパウゼで法学を―対話で見つける〈学び方〉』
横田明美/著

 

【内容紹介】
ぱうぜセンセとの対話で、自分なりの「学び方」を見つけよう!

「答えは一つじゃないんですか?」「先生が教科書どおりに講義をしてくれません!」「予習・復習はどうやるの?」「試験勉強は?」「ゼミで何を質問していいかわかりません」「自主ゼミって、ついダレてしまいます…」――高校までの勉強との違いに戸惑う法学部1年生。本書は「ぱうぜセンセ」との対話を通じて、大学生活におけるFAQにやさしく回答していきます。具体的な勉強法や試験対策、レポートや卒論の書き方など、図解もまじえて具体的かつ実践的なメソッドを伝授するだけでなく、「法学部あるある」やおすすめ本を題材にした〈コラム〉や、本書の内容を実践できる〈ワーク〉も充実。大学で自分なりの「学び方」を見つけ、社会で活かしていくためのスキルとアイデアがぎっしり詰まっています。各章内容のエッセンスを凝縮した一コママンガにも注目!法学部生のみならず、すべての大学生に必読の大学生活入門です。


 

2018年7月9日発売です。
詳細は弊社ホームページをご覧いただければ幸いです。
どうぞご期待くださいませ!

 

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